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FAQ: XRT/graph www

web上にXRT/graphのイメージを作成する方法は?

XRT ウィジェットでは、グラフをインタラクティブにデザインしたり、コマンドラインで自動的に作成することができます。 コマンドラインでグラフを作成する場合は、グラフの属性を指定するリソ-スを使用します。 グラフの視覚的な属性は全てコマンドラインで指定できますので、ア-ギュメントでリソ-スとデ-タファイル、リンクを指定するだけで簡単にグラフが作成できます。 シンプルなグラフでは、下の例のようにリソ-スファイルを使用せずに直接リソ-スをコマンドラインに指定することもできます。

 % graphutil -show -xrm "*.xrtData: mygraph.dat" -xrm "*.xrtType: typeBar"

この例では、ファイル"mygraph.dat"からデ-タを読み込み、シンプルな棒グラフを作成しています。 この方法では、コマンドラインに入力する値が多くなり管理が難しくなりますので、次のような"mygraph.res"というリソ-スファイルを代りに作成します。

*.xrtData: mygraph.dat
*.xrtType: typeBar
*.graph.width: 300
*.graph.height: 300

その後、コマンドラインでこのリソ-スファイルを指定します。

% graphutil -show -Rmygraph.res

XRT/graphはXウィジェットなので、フォントや色等のリソ-スを割り当てるために、Xサ-バにコネクトされる必要があります。 但し、ウィジェットは必ずしも画面上に表示される必要はなく、'-show'を省略すれば、アプリケ-ションの"XmNmappedWhenManaged"は、"False"にセットされアプリケ-ションは表示されません。 グラフをレポ-トや他のドキュメンテ-ションに挿入したりプリンタに送る時は、PostScript出力を使用して高解像度のイメ-ジを扱うことができます。

% graphutil -Rmygraph.res -Pmygraph.ps

または、UNIX pipeを使用してイメ-ジをプリンタに直接送ることができます。

% graphutil -Rmygraph.res -P | lpr

World Wide Webに画面上のイメ-ジをそのまま載せる場合は、グラフのX Window Dump(XWD)を取得し、それを適当なフォ-マットに変換してください。

% graphutil -Rmygraph.res -Xmygraph.xwd

または、XWD出力をNetPBMにパイプし、GIFファイルを直接作成することもできます。 NetPBMは、多くのイメ-ジフォ-マットをサポ-トする変換ユ-ティリティで、次のサイトから取得することができます。

GIFフォ-マットのファイルはサイズが小さく、Webサイトの使用に適しています。

% graphutil -Rmygraph.res -X | xwdtopnm | ppmtogif -interlace > mygraph.gif

シェルスクリプトでこれを呼び出し、グラフを生成してください。

#! /bin/sh
# This script creates a graph image mygraph.gif using the current time
# in the header and the resource file mygraph.res
tmpfile=/tmp/graphutil$$.res
date=`date '+%a %h %d at %r'`;
datestr="Last Updated: $date"
header="("/""Latest Available Results"/"" "/""$datestr"/"/)
hdrres="*.xrtHeaderStrings: "$header""
cp mygraph.res $tmpfile
echo $hdrres >> $tmpfile
(graphutil -R$tmpfile -X | xwdtopnm | ppmtogif -interlace > mygraph.gif; rm $tmpfile) &

このようなスクリプトは、毎夜、cronで呼び出すとができます。

このイメ-ジをWWWペ-ジに挿入するには、ファイルに、<IMG SRC="mygraph.gif"> のタグを加えて下さい。 このユ-ティリティのソ-スコ-ドは、こちらから取得できます。

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